日曜日、お日柄もヨロシク、年末に雨に祟られ途中で撤退したベルサイユ右駅方面探検に出撃。 其処は大型戸建て専門不動産屋の広告写真のやうな見事な住宅街だった。◇一通り納得した帰りにノートルダムマルシェ脇の毎回同じ食堂で腹ごなし、例によってデンデンムシと豚足のお昼ご飯。 たまたま目の前には子供が座っているけれど、殆どの客が高齢者。 オイチャンの隣の一人ランチの爺さんは牡蠣を喰らったあとの小さな手拭きの入った紙パックを延々と開封出来ずに震える両指の間で弄んでいた。 オイチャン見かねて手助けしようかと思ったけれど、牡蠣を喰いつつ涎だらけだった指を知っていたので躊躇。 んたら反対隣の席の客が手伝ってやっとで開封。 まぁ、同国人同士が助け合う方がヨロシ、っとか思う。 でも、その後爺さんはステーキと山盛りのフライドポテトを震いに掛けて格闘してたっけ。 昨日の昼も隣の席の老夫婦が共にフォークとナイフを震わせながら背中を丸めて食事をしていたけれど、この国も相当高齢化が激しいカンジなり。 (Apr/2007)